世界のわきが事情、ヨーロッパはわきがの人が多いのは本当なのか

世界のわきが事情、ヨーロッパはわきがの人が多いのは本当なのか

 

わきがは日本人よりも外国人の方が、それも特にヨーロッパ人の方がはるかに多いのをご存知でしょうか。

 

欧米人にわきがの人が多くいる理由には、彼らの食習慣が大きく関係しているようですが、どのような食習慣がわきがの原因になってしまうのでしょうか。
気になる世界のわきが事情について調べてみましょう。

 

わきがになりやすいのはどの民族?

 

わきがで悩む人は、日本においては10人に1人の割合であるといわれています。中国や韓国でも日本と同じほどの割合ですが、こうした東アジアの国々と比較すると欧米ではわきがの人の割合ははるかに高く、約80%の人がわきが体質です。わきがは遺伝性ですので、ある国や地域でわきがの人が多ければそれだけ遺伝によってわきが体質も受け継がれやすくなります。

 

 

欧米では多くの人が香水を使用していますが、その理由としてはわきが臭対策として広く香水が用いられているからなのでしょう。しかし、欧米人の中ではわきがを特に意識する習慣はなく、多くの人がわきがというよりは体臭として受け止めています。香水は使う人によって違う香りを発するため、欧米人は自分の体臭によってさまざまな香りを放つ香水を楽しく使い分けているようです。

 

ヨーロッパにわきがの人が多いのはなぜ?

 

わきがは生まれ持ったアポクリン線の量と関係があり、アポクリン線が多いほどわきがになる確率が高くなります。

 

ヨーロッパでは多くの人が遺伝によりアポクリン線の量が元々多いため、わきがになる人もそれだけたくさんいます。

 

 

欧米人にわきがが多い他の理由として、彼らの食生活が大きく関係していると言われています。ご存知の方が多いように、欧米人は肉やチーズなどの乳製品を多く摂り入れます。こうした肉や乳製品といった動物性タンパク質はわきが臭の原因となるアポクリン線を活発にするため、肉を多く食す欧米人はわきがになりやすいのです。また、動物性タンパク質を摂り入れると体内に脂肪分が多く蓄えられ、アポクリン線から分泌される汗の中に皮脂が多く混ざるためわきが臭が発生しやすくなります。

 

 

外国人のわきが対策

 

日本人は臭いに敏感で周りにわきがの人も少ないため、わきがの人は偏見の目で見られることがあります。そのため、わきが体質をなんとか改善しようとクリニックに通院して治療を受ける人もいることでしょう。

 

 

外国ではほとんどの人がわきが体質で、わきがと体臭の区別も特にないため、他の人の体臭に対してもそれほど敏感ではありません。このように外国では体臭があることが当たり前なので、体臭対策も教育の一環として教えられることが多いようです。例えば、シャワーを浴びてこまめに汗や汚れを洗い流すことは基本的な体臭対策として重視されています。また、東アジアと比べると欧米は香水やデオドラント剤の種類も豊富で、デオドラントを徹底するというのもわきがや体臭対策として広く用いられている方法です。

 

 

日本人は体臭が少ない民族なのか

 

欧米人と比べるとわきが体質の日本人は比較的少数ですが、それでも最近は欧米化した食生活によりわきがで悩む日本人が増えてきています。現代の日本人の食生活は、魚や野菜が中心になるよりも、肉が中心になっている場合が多くあります。また、動物性タンパク質が多く含まれるチーズやバターといった乳製品も、多くの日本人に好まれ食卓に並ぶことが以前よりも多くなってきているのではないでしょうか。

 

日本人は体質的に内臓器官が肉を吸収し消化することに向いていないため、動物性タンパク質を多く摂り入れると内臓器官への負担が増してしまいます。そのため、欧米人が動物性タンパク質を摂り入れる場合よりさらに体臭が強くなってしまいますし、アポクリン線が刺激されることでわきがが悪化しやすくなります。

 

 

欧米にはわきが体質の人が多いようですが、その分わきが対策も徹底されています。日本人は和食を中心とした食生活で、日本人に合ったわきが対策をしていきましょう。